【アフレコインタビュー】
雑誌掲載では紙面の関係で載せられなかったインタビューの完全版です。
●作品についてお願いします。
【戸崎圭祐役/平川大輔さん】
平川:
最初は、こんな二人で果たしてラブラブになっていくんだろうか…と思いながら台本を読み進めていました。でも最終的には、素敵なツンデレ具合で(笑)。ヘタレてても頑張るところは頑張る戸崎くんだったので、幸せになれて良かったです。
でも、やっと第一歩を踏み出したというか、スタートラインに立ったばかりなので、これから先に二人がどうなっていくのか楽しみです。まだまだ行く手に一杯ハードルがありそうですよね。
【倉田将成役/森川智之さん】
森川:
何年経っても、初恋の相手は忘れられないんだなぁと。ちょっとおセンチな気持ちになりました。
【宮田一臣役/遊佐浩二さん】
遊佐:
宮田は、ちょっと意地悪しつつも、二人の行く末を見届けるような立場でしたので、僕もこのお話を見守っていたような気持ちになっています。
お互いにじれったい二人が何とか上手くいってくれて、本当に良かったなぁと思います。
僕個人の感想ですが、こういうエリートの方って、他の作品では割といい家に住んで、立派な暮らしをしていたりするんですけど、終電を気にしたりなど、今回割と庶民的ですよね。
森川:
うん、そうだよね。
遊佐:
家も対して広くない(笑)
森川:
全然(笑)
平川:
学芸大だしね。
遊佐:
学芸大じゃない、都立大学だよ(一同笑)
平川:
あ、そうだ!(一同爆笑)
遊佐:
ええと…話を戻しまして、そういう庶民的な部分で作品を身近に感じられて、リアルに演じられたと思います。
【吉岡篤史役/楠大典さん】
楠:
皆それぞれの純情が、心の中にあると思うんですけど、その想いを上手く人に伝えられないとか…いろいろありますよね。
聴いて下さってる皆さんにも、純情があると思うんです。今回のお話のエピソードで、みなさんの純情と照らし合わせてみると、この話の新しい発見に繋がって、面白いんじゃないかなと思います。
●演じたキャラクターについてお願いします。
【戸崎圭祐役/平川大輔さん】
平川:
彼は愛すべきヘタレなんではないかと(一同笑)
でも、初恋は実らないものって印象が強いんですけど、戸崎君はなんだかんだで実らせてしまってますよね。彼は大人しいだけじゃなく、ちゃんと芯のある男なんじゃないかなぁと思います。
【倉田将成役/森川智之さん】
森川:
倉田は最初、戸崎に対して感情を大きく表に出さなかったですよね。
あまり笑いもせず、怒りもせず。でもちょっと短気な部分は見せたりするんですけれども(笑)
すごいカッコイイ2枚目ですけど、人への接し方に不器用な部分があるな…と思いました。戸崎との距離感が判らなかったせいもあるんでしょうけれども。
それが少しずつ変わっていった。自分の本当の気持ちに気付いたり、自分が想い続けていた戸崎と、今の戸崎との違いを知ったりしてね。そういう変わっていく部分を、自分では上手く表現できたかと思います。
【宮田一臣役/遊佐浩二さん】
遊佐:
演じた欲目かもしれないですけど、僕的に宮田は、この作品に出てくる人の中では、一番良い人だと思いました(一同笑)
よく考えると彼は損な役回りですよね。でも有能な人ではありますから、将来編集長になって幸せになるのではないかと思います。出版社を起こしたりは出来ないと思います。不器用だから(一同笑)
だって、もっと狡猾に立ち回ることもできるのに、二人の後押ししてあげるんですから。
しかし二人の傍に居る限り、損な役まわりが続くと思いますけど、次回辺り編集長で、リベンジのごとく戸崎をがんがん使ってみたいなぁと思います(一同笑)
【吉岡篤史役/楠大典さん】
楠:
一言で表すと吉岡君は真面目ですよね。
倉田とかは、ある程度自分の気持ちのまま生きてますよね。戸崎はそれに対して、(倉田に)振り回されたり、自分の気持ちをはっきり言えなかったりする。でも吉岡は大人で、人が躊躇してたらそれ以上は止めよう…みたいなタイプですよね。自分の気持ちも大事なんだけど、それより人の気持ちが大事という。恋人として付き合うんでも、自分の気持ちでガンガンいくよりは…っていう大人な感じの人だと思いました。
●聴き所についてお願いします。
【戸崎圭祐役/平川大輔さん】
平川:
皆さんおっしゃってますけど、出てくるキャラみんな不器用なんで、不器用な登場人物たちの、不器用な恋愛模様が聴き所だと思います。
【倉田将成役/森川智之さん】
森川:
高校時代に惹かれあった二人が、十年経った後にまた再び出会う…ってそういう運命的な部分ですね。それとその二人が紆余曲折有りつつも、心結ばれていく様をじっくりと聴いて貰えたらと思います。
【宮田一臣役/遊佐浩二さん】
遊佐:
お話としては、感情を表すのが下手な二人が、自分たちの意思を確かめ合うまでの変遷をたどっていって頂ければと思います。
で、僕個人としてはね、宮田が居酒屋で倉田と待ち合わせして飲んでいるときに「あ、瓶ビールなんだ…! 生じゃないんだ……」って思って、そういう庶民性が聴き所かと(笑)
森川:
そうそう生じゃないんだよねー。
遊佐:
先に一万円貰えるって分かってれば、生いったのにね。
森川:
先に一万円をもらえると思っていれば、先に色んなもの頼んでたよね。
平川:
おつまみも軽いものじゃないですよね。
森川:
ちょっと重いもの、ヘビーなもので。
遊佐:
ステーキとかね(笑)
森川:
茶色いものをね(笑)
遊佐:
きっと肉系の物をね、頼んだと思うんですけど。かえすがえすも、その辺口惜しい(笑)
そんな庶民性あふれるリアリティさを味わって頂ければと思います。
【吉岡篤史役/楠大典さん】
楠:
トシの…森川の倉田くんと、平川君の戸崎との絡み。絡みのシーンです!(一同爆笑)
平川:
ドストレートじゃないですか!(笑)
楠:
(笑)皆さん、そこ聴き所ですよ。
●ファンの方にコメントをお願いします。
【戸崎圭祐役/平川大輔さん】
平川:
がっつり喋ってます! がんばりました、よろしくお願いします。
【倉田将成役/森川智之さん】
森川:
頑張りましたので、期待していてくださいませ。
【宮田一臣役/遊佐浩二さん】
遊佐:
がっつり喋りました! …嘘です(笑)時々出てきますので、お聴き逃しなく。
じっくり聴いてください。よろしくお願いします。
【吉岡篤史役/楠大典さん】
楠:
メンバーみんな好きな人ばっかで楽しかったです。
特に森川の声がすごい好きなんですよ。これはいつも言ってるんですけど、井上さんと森川の声好きだって。そんな素敵な声の森川と平川君の組み合わせ自体が聴き所です。
僕もCDでもう一度聴けるのを楽しみにしているので、皆さんも期待しててください。
そしてまた次が出たときにも、このCDを応援してください。よろしくお願いします!
【ゲーム】
【メルマガインタビュー】
【アフレコインタビュー】
【VOICE】