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【満了御礼!】アニメイトオンラインショプにてWEBサイン会開催決定!! 「伯爵様は不埒なキスがお好き♥ 伯爵シリーズ1」に高月まつり先生のサインを入れて、
「伯爵様は魅惑のハニーがお好き♥ 伯爵シリーズ2」とセットでお届け!

サイン会受付開始日:2月20日【金】正午スタート ※定員数に達し次第終了とさせていただきます。
お申込はこちら:http://www.animate-onlineshop.jp/products/detail.php?product_id=1316657

詳細&お問合せはアニメイトオンラインショプをご覧ください。

あらすじ&人物紹介

桜荘の新米管理人・比之坂明が保護したコウモリは、
超絶美形な貴族の吸血鬼だった!
エディと名乗るその吸血鬼は、極上な血を持つ明のことを
「おまえは俺の愛しい……ゴハン」と言い放ち、
無理やり桜荘に住み着いてくる。
家賃の代わりと称してエッチな悪戯を仕掛けてくるエディと、
攻防戦を繰り広げる明だが、そこに退魔師や
明に一目ぼれした魔物ハンターが
吸血鬼を退治しようと乱入してきて、更に大混乱に…!
しかも明を好き勝手に扱いエサ呼ばわりしているエディが
なぜかエッチには情熱的で、さらに求愛までされちゃって?!

特典情報

【購入特典:書き下ろしペーパー】伯爵様は不埒なキスがお好き♥ 伯爵シリーズ1  全2種/中央書店コミコミスタジオ、一般書店&アニメイト 

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■特典ペーパー配布店リスト

北海道
MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店
帯広喜久屋書店/ザ・本屋さん 
岩手県
ジュンク堂書店 盛岡店
宮城県
喜久屋書店 仙台店
秋田県
ミライア 本荘店
福島県
宮脇書店 ヨークタウン野田店
栃木県
ビッグワンTSUTAYA さくら店
喜久屋書店 宇都宮店
埼玉県
博文堂書店 千間台店
芳林堂書店 所沢駅ビル店
千葉県
ときわ書房 八千代台店
丸善 津田沼店
三省堂書店 カルチャーステーション千葉
堀江良文堂書店 松戸店
東京都
SHIBUYA TSUTAYA
オリオン書房 ノルテ店
オリオン書房 ルミネ立川店
コミックとらのあな 秋葉原店B
コミックとらのあな 池袋店B
ジュンク堂書店 池袋本店
ブックファースト 新宿店
まんが王 八王子店
リブロ 池袋本店
旭屋書店 池袋店
井上書店コミックスペース店 
丸善 丸の内本店
紀伊國屋書店 新宿本店
書泉ブックタワー 
書泉ブックマート 
福家書店 新宿サブナード コミックストア
文教堂書店 三鷹駅店
芳林堂書店 コミックプラザ
芳林堂書店 高田馬場店
有隣堂 アトレ大井町店
有隣堂 グランデュオ蒲田店
有隣堂 ヨドバシAKIBA店
神奈川県
あおい書店 上大岡店
ブックセンター湘南 桜ヶ丘店
ブックファースト モザイクモール港北店
ブックファースト 青葉台店
未来屋書店 大和鶴間店
紀伊國屋書店 ららぽーと横浜店
文教堂書店 溝ノ口本店
有隣堂 アトレ川崎店
有隣堂 たまプラーザテラス店
有隣堂 戸塚モディ店
有隣堂 厚木店
山梨県
音楽堂書店 
天真堂書店 甲府国母店
富山県
BOOKSなかだ 掛尾本店コミックラボ
喜久屋書店 高岡店
文苑堂書店 清水町店
石川県
うつのみや 上林店
ブック宮丸 金沢南店
福井県
じっぷじっぷ 種池店
ブックスポピー 本店
岐阜県
喜久屋書店 大垣店
静岡県
マルサン書店 駅北店
マルサン書店 サントムーン店
マルサン書店 仲見世店
戸田書店 沼津店
谷島屋 高松店
谷島屋 浜松本店
愛知県
あおい書店 西尾店
いまじん 春日井南店
カルコス 扶桑店
ジュンク堂書店 ロフト名古屋店
滝書店 
星野書店 栄町ビル店
星野書店 近鉄パッセ店
精文館書店 本店コミック館
三重県
新光堂書店 四日市駅前店
白揚 笹川店
白揚 鈴鹿店
滋賀県
喜久屋書店 草津店
本のがんこ堂 守山店
本のがんこ堂 野洲店
京都府
アニメガ 京都店
アバンティブックセンター 京都店
喜久屋書店 漫画館京都店
大阪府
COMICS JUNKUDO 難波店
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
ジュンク堂書店 大阪本店
ジュンク堂書店 天満橋店
ブックファースト コミックランド梅田店
ブックファースト 三国店
文教堂書店 住道店
旭屋書店 京阪守口店
喜久屋書店漫画館 あべの店
紀伊國屋書店 阪急32番街コミックハウス
清風堂書店 コミック店
大垣書店 高槻店
兵庫県
エンジョイスペースGUILD 
ジュンク堂書店 西宮店
ジュンク堂書店 姫路店
ジュンク堂書店 漫画館三宮駅前店
ブックファースト 阪急西宮ガーデンズ店
紀伊國屋書店 神戸店
奈良県
キャップ書店 王寺店
喜久屋書店 橿原店
和歌山県
宮井平安堂 貴志川FC店
本と文具ツモリ 西部店
鳥取県
BookYard. CHAPTER2
今井書店 錦町店
今井書店 本の学校メディア館
島根県
ブックセンターコスモ 出雲店
岡山県
ブックセンターコスモ 津山店
喜久屋書店漫画館 倉敷店
紀伊國屋書店 クレド岡山店
宮脇書店 平島店
広島県
ジュンク堂書店 広島駅前店
フタバ図書 GIGA広島駅前店
紀伊國屋書店 広島店
啓文社 コア春日店
啓文社 ポートプラザ店
廣文館 アルパークブックガーデン
山口県
明林堂書店 柳井店
香川県
TSUTAYA 丸亀郡家店
福岡県
ジュンク堂書店 福岡店
明林堂書店A'Book 直方店
喜久屋書店 小倉店
紀伊國屋書店 福岡本店
白石書店 本店
熊本県
蔦谷書店 小川町店
宮崎県
ブックセンターリリーズ 都城店
鹿児島県
ジュンク堂書店 鹿児島店
沖縄県
ジュンク堂書店 那覇店

【購入特典:書き下ろしペーパー】伯爵様は魅惑のハニーがお好き♥ 伯爵シリーズ2  全2種/中央書店コミコミスタジオ、一般書店&アニメイト 

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■特典ペーパー配布店リスト

ネット書店
芳林堂書店 ホーリンラブブックス
北海道
MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店
帯広喜久屋書店 
青森県
伊吉書院 旭ヶ丘店
宮城県
スクラム 古川店
秋田県
ミライア 本荘店
山形県
戸田書店 三川店
福島県
宮脇書店 ヨークタウン野田店
栃木県
ビッグワンTSUTAYA さくら店
群馬県
文真堂書店 瀬戸谷店
埼玉県
博文堂書店 千間台店
芳林堂書店 所沢駅ビル店
千葉県
丸善 津田沼店
多田屋 国道店
堀江良文堂書店 松戸店
東京都
SHIBUYA TSUTAYA
アニメガ ヴィーナスフォート店
オリオン書房 ルミネ立川店
コミックとらのあな 池袋店B
ジュンク堂書店 池袋本店
リブロ 池袋本店
旭屋書店 池袋店
井上書店 昭島店
丸善 丸の内本店
丸善 多摩センター店
紀伊國屋書店 新宿本店
書泉ブックマート 
福家書店 新宿サブナード コミックストア
芳林堂書店 コミックプラザ
芳林堂書店 高田馬場店
有隣堂 グランデュオ蒲田店
神奈川県
あおい書店 上大岡店
未来屋書店 大和鶴間店
伊勢原書店 秦野店
紀伊國屋書店 ららぽーと横浜店
文教堂書店 溝ノ口本店
有隣堂 戸塚モディ店
有隣堂 新百合ヶ丘店
有隣堂 藤沢店
山梨県
音楽堂書店 
富山県
BOOKSなかだ 掛尾本店コミックラボ
石川県
うつのみや 工大前店
うつのみや 上林店
文苑堂書店 示野本店
福井県
じっぷじっぷ 種池店
ブックスポピー 本店
静岡県
あおい書店 富士店
マルサン書店 仲見世店
明屋書店イケヤ文楽館 高林店
谷島屋 ららぽーと磐田店
谷島屋 浜松本店
愛知県
TSUTAYA 瀬戸共栄通店
ジュンク堂書店 ロフト名古屋店
滝書店 
ブックセンター名豊 大府店
星野書店 栄町ビル店
星野書店 近鉄パッセ店
三重県
新光堂書店 四日市駅前店
白揚 鈴鹿店
滋賀県
喜久屋書店 草津店
本のがんこ堂 アクア店
本のがんこ堂 野洲店
京都府
アニメガ 京都店
アバンティブックセンター 京都店
三省堂書店 京都駅店
大阪府
COMICS JUNKUDO 難波店
ジュンク堂書店 天満橋店
ヒバリヤ書店 コミックランド店
ブックファースト コミックランド梅田店
ブックファースト 蛍池店
清風堂書店 コミック店
兵庫県
ジュンク堂書店 三宮店
ジュンク堂書店 西宮店
ジュンク堂書店 姫路店
ジュンク堂書店 漫画館三宮駅前店
ブックファースト 阪急西宮ガーデンズ店
喜久屋書店 東急プラザ新長田店
奈良県
キャップ書店 王寺店
和歌山県
イズミヤ 紀伊川辺店
宮井平安堂 貴志川店
本と文具ツモリ 西部店
鳥取県
今井書店 本の学校メディア館
岡山県
宮脇書店 平島店
広島県
フタバ図書 GIGA広島駅前店
啓文社 ポートプラザ店
香川県
宮脇書店 南本店
宮脇書店 本店
福岡県
ジュンク堂書店 福岡店
フタバ図書 TERA福岡東店
明林堂書店A'Book 直方店
喜久屋書店 小倉店
紀伊國屋書店 福岡本店
熊本県
蔦谷書店 熊本三年坂店
宮崎県
ブックセンターリリーズ 都城店
鹿児島県
MARUZEN 天文館店
ジュンク堂書店 鹿児島店
沖縄県
宮脇書店 那覇国際通り店

アニメイト限定:2巻連続購入特典 伯爵シリーズ 蔵王大志カラーイラスト集 アニメイトで2冊連続購入された方に
蔵王大志先生による「伯爵シリーズ」のカラーイラストを収録したイラスト集をプレゼント!
(WEBサイン会もプレゼント対象です)

試し読み

「お前、伯爵のくせに言葉遣いが悪いな」
 麦茶を飲みながらの明の突っ込みに、エディはさらりと言い返す。
「若い人間達の口調を参考にしたからじゃねえの? 結構気に入ってんだけど、この口調」
「あ、そう」
 明はおざなりに返事をすると、「早く話せ」とエディを急かした。
「同族の舞踏会を城でした時のことだ。最初は、『どの地域の人間が一番旨いか』で盛り上がって。けどそのうち、仲間の一人が『遙か東の外れに小さな島国があり、丸々肥えた人間がウジャウジャいるらしい』っつー話を始めてだな…」
「それが日本のことか」
「ああ。俺も昔、極東にジパングと呼ばれる黄金郷があるって話を、何かの本で読んだことがあったけど、その時はあまり気にしなかった」
「つまり、黄金郷には興味は湧かないが、丸々肥えた人間には興味が湧いたと」
「当然だっての。俺様は吸血鬼、人間達は餌だ」
 エディは再びスイカを囓り、話を進める。
 とにかく、「極東の島国」に興味が湧いたエディは、数日のうちに支度を整えて仲間と共に出航した。
 エディ達は、「乗組員は人間だし、途中でお腹が空いたら食べちゃうかもしれない。そしたら誰が船を動かす?」ということで、現地に到着するまで棺桶の中で眠っていることにした。
 今思えば、これがよくなかったのだろう。
 海はいつでも凪いでいるわけではない。
 船は運悪く大嵐に見舞われ大破。
エディの入った棺桶は、波間を漂流。仲間の棺桶ともはぐれてしまった。
 棺桶は漂流の末、東南アジアの貨物船に引き上げられた。
 船員達は蓋を開けて中を確かめようとしたが、どんな道具を使っても棺桶に傷一つつけることができず、古物商に売り払った。
 その古物商は古物商で、日本から買い付けにやってきた古物商に、「これはさる貴族が作った物で」と、勿体ぶった理由をつけて売った。
 そして日本の古物商は、新しくオープンさせるアンティークショップのウインドゥディスプレイにしようと、倉庫で厳重に保管した。
「それが、今から十年前のことだ。ちっと寝過ぎたらしい。けど、すっげー腹が減って、さすがの俺も目が覚めた」
「何百年も棺桶の中で寝てたのか?」
「ああ」
「年、取らないのか?」
「バカかお前。人間と一緒にするな。俺達の一族は老いない。成人したら、その時の姿のまま生きる。ただ、あんまり血を吸わない時期が長いと、皺が目立ってくるけどな」
「じゃあ、十年前に起きた時は…」
「おう。結構皺くちゃ。ソッコーで五人ほど食った。腹が減ってたから、そこそこ旨かった」
「こ、殺したのか?」
「まさか! 餌の血を吸って片っ端から殺しまくったら、増えねぇだろ? たくさんの餌から、『ちょっと貧血かな?』って程度の血を吸って回る。そうすりゃ、餌は死なずに適当に増えていく」
 バカにしたような顔のエディに、明はムッとしながらも「牛から牛乳を絞るようなものか。……って、に人間は家畜じゃない」と尋ねた。
「どこが違うんだ? どっちも動物だ」
 人をバカにした薄気味悪い言葉に眉を顰めつつ、明は素朴な疑問を口にする。
「けど、眠ってる間のことをよく覚えているな」
「そーいうのは、棺桶が記憶すんの」
「ず、随分便利な……」
「貴族の棺桶は、全て特別製だ。後で見せてやる」
「いや、別に見せてもらわなくてもいい」
「人がせっかく見せてやろうってのに、見ねえのかよ!」
「お前は人じゃないだろうが!」
「あ、そっか」
 エディは「あはは」と笑って、頭を掻いた。
「で、十年前から日本に生息してたのか?」
「生息って言うなー」
「それ以外なんて言うんだよ。俺が知るか」
「まあ、その、だな」
「ん?」
 エディはチマチマと明に近づき、彼の顔をじっと見る。
「日本に住んで十年。お前ほど親身になって俺の世話をしてくれた人間はいなかった」
「俺が世話をしたのはコウモリで、吸血鬼じゃねえっての」
「しかし、そのコウモリは俺が変化したもんだから、一緒だろ?」
「ま、まあ、そう言われれば……」
 明は、じわじわと近寄ってくるエディに警戒しながら、ぎこちなく頷いた。
「故郷を離れて数百年、これほど嬉しいと思ったことはなかった。お前は、優しい人間なんだな。顔も俺好みだし……」
「お前は、その優しくて自分好みの人間を餌にしようとしたんだぞ?」
 明の口調が、さっきより優しく感じるのは気のせいだろうか。
「それは謝る。ここ何日か、ちゃんとメシ食ってなかったんだ。それにお前は、物凄く旨そうな匂いさせてたし、実際味見したら、すっげー旨かったし」
 エディは苦笑して、明の額の傷を指先でちょんと触った。
 明は逃げない。
 よっしゃ! 情に訴えての泣き落としまで、あと一歩だっ!
 エディは心の中で「イエス、イエス!」と何度も繰り返し、言葉を続ける。
「俺が眠っている間に、世界はとんでもなく変わってた。……インターネットで調べたら、俺の住んでいた城は観光用のホテルに改装されてたし、渡り鳥のネットワークでも、同族の行方は分からねぇそうだ。つまり俺は、人間の中にぽつんと一人ぼっち」
「……もしや、パソコンが使えるのか?」
「あんなん簡単だ。すぐ覚えた」
「鳥と話ができるのか?」
「おう。鳥だけじゃねぇ。動物は全部だ。みんな俺の召使いみたいなもんだから。ただし、犬はダメ、犬は。俺と相性が合わねぇらしくて」
「凄いな」
 動物と話ができるなんで、ドリトル先生みたいじゃないか!
 動物と話ができたらどんなに楽しいだろうと、誰でも子供の時に一度は思うものだ。
 そんな凄いことを、エディは簡単にやってのける。
 明は、相手が吸血鬼だということを忘れ、無性に羨ましくなった。
「正体を明かして名前を教えるなんて、明が初めてだ。一人ぼっちになったから寂しかったのかもな」
「エ、エディ?」
「もしお前が許してくれるなら、俺はお前とずっと一緒にいたいと思ってる」
 エディは明の頬を片手でそっと撫で、寂しそうに微笑む。
「……俺の血を吸わないって約束するなら、その、考えてやっても」
 綺麗な顔に迫られると、性別に関係なくドキドキしてしまう。明は、頬を赤く染めて、やっとそれだけ言った。
「ああ。明が『吸っていい』と言わない限り、俺はお前の首筋に噛み付いたりしねぇ」
 やったっ! 同居オッケーッ! 絶対に「吸っていい」って言わせてやるっ! こんな旨い餌を放っておけるかってんだっ! 今に見てろ!
 持久戦に持ち込んでも、明の血を吸いたいらしい。
 エディは心の中で、歓喜の歌を歌いながら両手の拳を振り上げる。
「んじゃ、お近づきの印に」
「は?」
 明は、自分が何をされるのか分からないまま押し倒された。
 エディは明の上に覆い被さると、彼の唇に自分の唇を押しつける。
 最初は、包み込むような優しいキス。
 それから角度を変えて、徐々に激しく口づける。
「ん、んーっ!」
 明はエディを押しのけようと両手を突っ張るが、彼の体はびくともしない。
 近づきすぎてピントが合わないが、エディの瞳が青から深紅に変わっているのはぼんやりと見えた。
 このっ! バカ力のホモ吸血鬼っ!
 言葉にできない憤りを拳に変えて、明はエディの胸を叩く。
 だがエディは、離れるどころか一層激しく唇を貪った。それだけでなく、片手を明の下肢に忍ばせ、ジーンズのファスナーを下ろす。
「んっ!」
 エディのひんやりとした手が、下着越しに明の雄をそっと包んだ。
「家賃の代わりだ。うんと気持ちよくしてやる」
「や、やめろ……っ」
「そうやって睨んでいられるのも、今のうちだ」
 布越しに扱かれ、もどかしい快感が背中を駆け上がっていく。明は腰を捩り、エディの手から離れようとした。

書籍情報

著者:高月まつり/イラスト:蔵王大志
四六判・ソフトカバー

伯爵様は不埒なキスがお好き♥ 伯爵シリーズ1

伯爵様は不埒なキスがお好き♥
伯爵シリーズ1
発売日:2015年2月27日頃発売予定
ISBNコード:978-4-86134-772-6
価格:1300円+税

伯爵様は魅惑のハニーがお好き#9829; 伯爵シリーズ2

伯爵様は魅惑のハニーがお好き♥
伯爵シリーズ2
発売日:2015年3月24日頃発売予定 
ISBNコード:978-4-86134-776-4
価格:1300円+税

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